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自然言語処理natural language processing

人間が使う言葉(文章や会話)をコンピュータで扱い、意味や傾向を読み取る技術の総称です。アンケートの自由記述や口コミ、問い合わせ履歴など、数値になっていない「声」を分析できるデータに変えるために使います。

自然言語処理とは

自然言語処理(natural language processing、略称NLP)とは、日本語や英語のように人間が日常的に使う言葉(自然言語)を、コンピュータで解析・生成する技術の総称です。プログラミング言語のような厳密に定義された言葉と区別して「自然言語」と呼びます。文章を単語に区切る、意味を数値に置き換えるといった処理を組み合わせ、人が読み切れない量の文章から傾向を読み取ります。ChatGPTなどの生成AIも、自然言語処理の技術を基盤にしています。

何ができるのか

データ分析で使う主な処理は、大きく3つに分けられます。

  • 分ける・数える
    • 形態素解析:文章を単語に分割し、品詞を判定する
    • 頻出語・共起の集計:よく出る言葉や、一緒に使われやすい言葉を数える
  • 意味をとらえる
    • ベクトル化(埋め込み):文章の意味を数値の並びに変換し、似た内容同士を比較できるようにする
    • 感情分析:文章がポジティブかネガティブかを判定する
  • まとめる・分類する
    • クラスタリング:似た意見同士をグループにまとめる
    • 要約・トピック抽出:大量の文章から主な話題を取り出す

活用例

  • アンケートの自由記述を自動で分類し、意見の多いテーマから施策の優先順位をつける
  • 口コミ・レビューから不満点や評価されている点を抽出し、商品やサービスの改善につなげる
  • 問い合わせ履歴を分類し、FAQの整備や対応の効率化に活かす
  • 社内マニュアルや規程をもとに回答するチャットボットをつくる

注意点

言葉の意味は文脈に左右されるため、皮肉や業界特有の言い回し、表記ゆれは誤って解釈されることがあります。特に日本語は単語の区切りが明示されないため、辞書の整備などの前処理で精度が大きく変わります。また、分析結果が示すのは「何が多く語られているか」であり、声の大きい意見が顧客全体を代表しているとは限りません。集計結果だけで判断せず、原文も読みながら解釈することが大切です。

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